Speedcuber

ただのゲームだからこそスタイルは大事だろう?勝敗なんかよりはるかにな

CSP

CSPについて

shellsquare.hatenablog.com

ここに全て書いてあるチェックしてくれ!以上だ!

...

というわけにはいかないので、上のshell様の記事を読んでからこれを読んでください。

5月頭から暇つぶしでCSPをやっていますが
やっと大体覚え終わったのでここまでの考えとかを残しておこうかなと思います。

1. CSPの達成

CSPは数が多いと思いますが、問題はそこじゃない。

  1. 成形手順の暗記

  2. 成形手順を一筆書きで揃えられるか

  3. counting時間が10秒未満くらいでいけるか

という3つのステップをこなしてやっと使えるようになったと言える。
立方体パズルでの手順暗記は3のステップは存在しないし1と2のステップは分離していない。要はやっかいだということだ。

2. Reference

まず表の通りにReferenceを決定することはないです。
どんどん変えましょう。

ただし以下のルールは守るべきだと思います。

上面、下面であろうがどんな組み合わせでも成形単体のReferenceは変更しない。
偶奇調整はしない。

そしてこんなことは考えなくていいです。

CSPのcountingで奇数になるものが俗にいうparity手順になる

Square-Squareを例に出すと僕は偶数のときはparityを解消する手順をしなければなりません。
なぜそんなことが起きるのかと言いますと、これはcountingする順番が影響してきます。

ちょっとSquare-1を完成させてSquare-Squareを作れば分かりますが
上面のエッジと下面のエッジの順番(時計周りか反時計回りか)は逆ですよね。
つまりcountingする際どちらかを逆回転でcountingしないとparityがない成形のときに偶数にならないわけです。

もちろん他に影響がないならそんなことを考えずに逆回転でcoutingすれば良いのですが
本番を想定した際はどちらも決まった順にcoutingして偶数だったらparityが発生していると認識すべきです。

なぜそんな必要があるかは下記です。

Square-1のインスペクションは以下のような流れになると思います。
1. 挟まれているの紙を取る
2. 上下の成形を確認する
3. countingする
4. 奇数偶数で成形手順を決める

15秒の間にSquare-1はやることが多すぎます…

もうわかったかと思いますが、
2を正しく認識しないとエッジを逆に読まないといけないことを認識できないわけです。
もしどちらも同じ方向に読むので済むのであれば下面の成形など気にせずcountingを開始できますよね。
当然意識すれば下面のcountingに入った時切り替えれるとは思いますが、面倒ですよね。
これは最終的に4の奇数と偶数時の識別よりも厄介だと個人的には思います。

まぁこのあたりはcounting時間にもよりますね。速ければゴリ押せば良いわけですから。

3. 暗記テクニック

頭からっぽだと最初のスターから始めると思うんですけど、以下のルールで覚えるとオススメです。

軽く分類すると

1. Corner4-Edge4の成形を含むペア
2. 左右対称ある成形を含むペア
3. それ以外のペア

に別れます。

まずは2からいきましょう。
数としては34/90の37.78%を占めてします。
なぜこれからやるかというと、適当に順に覚えても左右対称は記憶に残りにくいからです。

またテクニックとして偶数奇数は当然そうですが、
右向き、左向きとの組み合わせで成形手順が切り替わるものがあるので

偶-右 -> 正
偶-左 -> 逆
奇-右 -> 逆
奇-左 -> 正

というようにまとめると更に楽になります。

僕が記憶時にまとめていたサンプルはこんな感じです。

Square - Fist
正: (3, 0)
逆: (1, 2)

Square - Paw
偶: 長い方
奇: (0, 1)

Shield - Fist
偶: 3-3 手前
奇: 3-3 奥

Shield - Paw
正: 5-1
逆: 切り返す

これら34パターンが正しく認識できてる頃には、他のパターンの暗記もさほど苦労しないはずです。
2 -> 1 -> 3 と覚えていくといい感じでした。

4 最後に

CSPできるようになるとパリティこないので神の気持ちになれますよ!

WCAの意義とBLDのmeanフォーマットについて

こんばんは。

あらしんです。

今日の記事はWCAの意義とBLDのmeanフォーマットについて書こうと思います。

WCAの意義

これ僕ミスリードしていてちょっと言ってることとは別のことを返しちゃってます。

一から書いていきます。まず建前として
WCAとしてのミッションは公式ページにもある通り

The Mission of the World Cube Association is to have more competitions in more countries with more people and more fun, under fair and equal conditions.

The Spirit of the World Cube Association is that people from all over the world have fun together in a friendly atmosphere, help each other and behave sportsmanlike.

ここに書かれてる通りWCAが多くの人に公式記録を持ってもらうことは優先することだとは思いますが、 記録だけを残すための大会(そもそもそれは日本では大会とは呼ばずに前にも書いた記録会と呼ばれるものですが)を開催する意図はないはずです。大会を多く開催、公平に競技することが主眼だからです。

しかし実際はどうでしょうね。
世界大会、アジア大会、日本大会は入賞することのほうが記録よりも重要と個人的には思います。
他の大会は実質的に記録会の側面が大きいことも認めざるを得ません。

記録を残す価値と入賞する価値が存在することが非常にやっかいな競技だと思いますね。
特に今の世代の人は上の世代が引退しないため簡単には入賞できないので記録の価値が大きく締めていると思います。WCAにも地域縛り(これは前述したミッションから反するためだと思われますが)をなくしてすこし参加者に記録以外で制限をかけるフェイズに来ているように感じます。入賞だって価値はあるぞい!

BLD meanについて

BLDのmeanについて。

なぜこう書いたのか。
いくつか理由があります。

他の種目はフォーマット変更に伴いランキングも追加されたのがまず一つ目の理由です。
単発だけだと運の要素も強くなるのでフォーマット変更し、ランキングもそれに追随したわけですね。

次に採用されているフォーマット以外のランキングを取ると無気力試合に似たことが発生するためです。
例をあげたいと思います。

BLD NR singel 15秒 NR mean 24秒だとします

甲が18秒, 30秒
乙が19秒, 20秒

とそれぞれ甲乙が2試技終えた場合、 Best of 3のフォーマットの性質上乙は3度目の試技で甲の18秒に勝つためにもより速いタイムを出さないといけないわけです。(仮に乙が甲の記録を知らないとしても全力を出すべきです。) しかしmeanはBest of 3で争われているのに関係なく算出されるため、乙はNRを狙うためBest of 3の競技にもかかわらず安全に速度を抑えて揃える選択肢が発生するわけです。これは選手の利益を追求するためでしょうが、やはりルールに準拠しているものとは言えません。Best of 3だけなら失敗しても最後なので全力でいきますよね…。

状況は違えどルールに反して選手の利益を追求して失格になる例は他のスポーツにもあります。
www.j-cast.com

とはいえmean記録は公式化しちゃいましたね。
多分割BLDとかもう平均残す組はタイムを競ってるわけではないのでしょうね。     

解決案の提案

解決法はいくつかあると思います。
理想論はBest of 3とmean of 3の種目を分けることです。
(BLDの性質上mean of 3が公式になることは相当に先でしょう。)

それが難しいのならばBest of 3の表彰時にmean of 3の表彰もしてしまい大義名分を与えることだと思います。
陸上でいうなら区間賞のようなものですね。

でも全てルールは海外が決めるし英語できたりしゃべれるようになりたいですね…

FB練習

FB練習です。ルーメソさんに感化されたので僕もやってみました。
また1年後くらいにもっといい解法見つけてレベル上がったことを実感するために
いま現時点のレベルを残す意味でも載せておきます。

F2 R2 U' B2 L D' L2 B2 D2 L' U2 R2 F' L2 B U2 D2 R2 F2

y2 z’ L R2 u r2 U r’ B

基本的にF2Lペアを残して強引にやることも多いです。

L' U2 R' F2 L U2 F2 L' D2 L2 R' B' F' D B R2 B2 D L' R'

y’ z2 U’ F’ D2 M2 U2 F’ U R B’

完全バラはきつい、最後まで読めなかったです。

U' R2 U2 F2 U R2 U2 L2 F L2 R' B D2 F D L B U2

x R’ U F2 U D' R’ U’ R D

簡単。こういうキーホール系結構あります。

D2 R2 D2 F' L2 B2 L2 D2 F' R U' L' D' U' L2 D2 L U F

z2 R’ U F’ u F M’ U2 F’

これもまぁ最後のCEペアが見えるのでまぁ読める。

B F U2 R2 U2 F L2 R2 D F' D' L' B' F2 U' R U2 L' U2

x’ U F’ D L' U2 L D2

こういう綺麗なやつは好きです。

大会の提案

※この記事はルービックキューブAdventCalendarの24日目の記事として執筆しています。

大会の提案

大会の提案をまとめたいと思います。
まぁ提案なので参考程度にしてもらればと思います。

景品

前々から思ってたのですが、日本の大会は日本大会以外は副賞は出てもトロフィーといったメダルはほとんど出ません。
理由はよくわかりませんがそういった文化が形成されているのかもしれません。
予算の問題かと思いましたが、トロフィーやメダルといったものはそこまで高価なわけではありません。
参加費を徴収していますが、すべて会場費や運営費に当たっているのでしょうか。もしそうであるならば参加費を上げてでもトロフィーやメダルを用意すべきです。

なぜか?

大会として構成する要素にトロフィーやメダルが必要だからです。
箔が付かないとかそういった理由もありますが、まずスピードキュービングの大会で海外に行って小さい大会でも賞状だけという国はありませんでした。 ありませんでした。アフリカでもそうでした。

全種目に用意しろとは言いません。少なくともWCAが大会結果時に公表するメイン種目には用意すべきです。

今は海外の選手も数多く参加していますし彼らは現地では当然のことが歴史もそれなりにある日本ではないのでかなり異様に見えます。

記録会

これは後述する話にも関連しますが、陸上競技には大会として優勝者を決めるといったことをせず、大きな大会の参加資格となる記録を残す記録会といったものがあります。

昔、しゅうむらさんが川崎で運営していた大会がそれですね。 表彰もしていませんでしたが、(実際は表彰してもよいと思います。)

この記録会に関しては賞状だけでも違和感がないですし陸上でもそうでした。
勝者を決めるものではないので当然ですね。

なので予算の都合で用意できないならば、勝者を決めずにいつもの通例の大会は定例記録会として設定したほうがいいのではないかと思います。 大会と記録会の2軸で運用し、大会ならばきちんと副賞を用意し表彰。そうでないなら記録会として運用する。ということです。

観客

大会を構成する要素に観客は必要だと思います。

たとえば12人の大会で6人選手6人ジャッジに出ていたとするとそれは大会なのか。
今はどうかは記憶にないですが、昔は観客数の指定もルールに書かれていました。

で、現状はどうかというと、決勝のときに観客がいるのか。
僕が記憶する限り、予選より決勝に人がいる大会が非常に少ないと思います。

もちろん決勝まで見るのは観客自身の動機や目標意識もあると思いますが、大会自体の構造にも問題があると思います。
たくさんの種目があって予選予選から決勝決勝とやっていくわけですが、これをすると3x3予選で人が大幅に減ります。

僕が提案するのはこうです。
各競技の予選決勝を連続にして一番最後に3x3予選決勝をすることです。

こうすれば一番参加者が多い3x3に参加する競技者がほとんどなので、最後まで見ていただけると思います。

ただこれは現状のスピードキュービングの大会としては良くないです。
決勝がまばらになり、魅せるべき大会が魅せにくいためです。

なので、大会だけではなく記録会としてやってしまえばこういうスタイルも全然できると思います。
(もしかしたらこれも過去にやっているかもしれませんが…)
あと選手が連続して一競技を予選から決勝ができるので、記録会としてもっともよい記録が出ると思います。

大会は制限すべき?

日本大会(もしくは定員数が膨大な大会)の公式記録がない人が参加できるのは昔からの慣習ですが、
そろそろスピードキュービングの大会に参加する人が増えているので公式記録で縛る方向に進んではどうでしょうか?
もちろん公式記録を持っていない初参加者に向けての記録会を用意するのは当然だと思います。

メリットとしてはジャッジやルールの説明が簡易にできること、膨大な参加者が見込まれる大会に記録で制限できるので人数を調整しやすい等が挙げられると思います。
逆にスピードキュービングのアクティブユーザーが今よりさらに増えた場合、初見参加者を加味した人数を収納できる会場を探す羽目になり、コストが膨大になると思います。

プレゼント企画

台湾大会2018に参加して購入してきたMaruPadをこの記事をTwitterでシェアしていただいた抽選2名様にプレゼントします。

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奮ってご参加ください!
なお賞品の発送はせず直接渡すことを希望します!
締切は年内一杯とします!よろしくお願いします

Gan 354Mと配色変更へ

こんばんは

つい最近GAN 354Mを買いました。 こちらのキューブですね。
f:id:speedsolve:20180727220406p:plain GAN354 M(Stickerless) |

このキューブ自体は良いキューブなのですが、
今までと違うのは配色変更がとてつもなく難易度が高いことがあげられます。
ちょっとやろうとしたのですが素体を傷つけそうでとても難しいです。
(460MというGanの4x4x4も同様に配色変更に難があります。実を言うと一つは配色変更時に結構傷つけてしまい460Mは2個目を買いました。パーツ取りで使います…。)

なので今後こういったキューブが出るたびに悩むのは苦なので、これを機会に配色変更したいと思います!
タイムとしてはまだ13〜16秒くらいですが、がんばってもう少し仕上げたいと思います。
(2x2x2と4x4x4に関してはほぼ実力をキープできてます。前者はインスペクションがあり、後者はCFOPなので結構楽です。CFOPは以前も練習したことがありまして慣れてます)

354M、特徴は軽さとコーナーカットの広さかなと思います。
サイズ感(54mm)に関しては人を選ぶかと思いますが、皆さんが触ったあとの感想を期待したいと思います。
300回ほど回してもまだ多分割から小さいキューブ触ったあとに感じるしなった感じに見える現象?が発生します。
あとジャジャ馬過ぎたのでGESの方は黄色に変更しました。

とこんな感じですね。今シーズンも暑いですががんばります。

チュニジア5日目6日目

どうも。こんにちは。

5日目からはチュニスに移動しました。
スースに来るまえ経由したのでこっちがチュニジアの首都になります。
チュニスが東京だとするとスースは滋賀くらい落ち着いていて好きだったんですが、こっちくると人の波に飲み込まれてしまってます。
東京もそうですが、過密すぎる場所は好きではないです。

それにしてもチュニジアの人は面白い、優しいです。
おそらくこの体験は欧米を回っていてはとてもできません。
何故できないか。それはチュニジアの人にとってアジア人というのはめったに遭遇しないからです。
要は未知との遭遇
こんなことがありました。

ちょうど勝利広場を観光しているとやたら視線を飛ばしてくるヒジャブのおそらく20代前半の女性がいたんです。
すれ違い様になんと僕の方に向かって両手を合わせる仕草をされました。
何故こんなことをするのかと思ったんですが、彼女たちはアジア人に免疫がなくわからないまま仏教の由来である両手を合わせて拝んだんだと思います。
それにしても美人だった

未知との遭遇だけではないかもしれませんが、とにかく優しくしてくれるのです。
なにか困ってないか?とか、暑いだろ?これで拭きなと紙をくれたりしました。
(一応英語でやりとりしてもらってます)

ホテルはとても綺麗です。1泊約5000円。 f:id:speedsolve:20180702202321j:plain

勝利広場。有名な観光スポットですが普通です笑 f:id:speedsolve:20180702223533j:plain

バルド国立博物館
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詳細は下記を読んでいただけると分かりますが
日本人3名を含む22名の方がテロで亡くなられた場所でもあります。
バルド国立博物館での銃乱射事件 - Wikipedia

バリケードがすごい。
軍関係者の方が多く何度か捕まりそうになったのは秘密です。
GoogleMapのルートが普通に軍施設内を通過するルートだったりして笑いました。
f:id:speedsolve:20180703163916j:plain
in Memorial
f:id:speedsolve:20180703164807j:plain

博物館自体はとてもよくモザイク画がたくさんありました。
紀元前のもありましたよ。
f:id:speedsolve:20180703172253j:plain (これは踏んで良いモザイク画、これの前に踏んじゃダメなのを踏みました…)

こういうお土産通路すごく好きです!(絡まれなければ笑)
f:id:speedsolve:20180702224213j:plain f:id:speedsolve:20180702224224j:plain

では明日も引き続き観光したいと思います。
行くところ書こうとしましたが秘密にします!ご期待下さい!

チュニジア3日目4日目

こんにちは

昨日と今日は大会でした。
Chachya Open Rotary Edition 2018 | World Cube Association

結果は

  • Pyraminx 2位
  • 4x4x4 3位
  • 5x5x5 3位

でした。

いろいろ大会として気づいた点があったのでそれを記載します。

良かった点

まずは良かった点からあげていきます。

  • 参加費として適切な額(60DT=2400円)を徴収して運営、賞品にあてている。
  • 大部分のスタッフが高校生でした。
  • テーブルと椅子が人数比の割に多くゆったりできた。
  • 子供が多い。女性のプレイヤーも人数比で考えると多い。
  • 賞品がpickup方式で先着順で好きなものを選べる。
    f:id:speedsolve:20180702013843j:plain
  • 会場でパズルが購入できる

悪かった点

では次に悪かった点をあげていきます。

  • インスペクションをすべてスマホのタイマーでやっていた…。
  • 選手がジャッジをやっていたのではなく一般の方がやっていたので軽い不備があった。
  • 字が汚い。(ちゃんと読めてるからすごいなって思ったけど)
    f:id:speedsolve:20180701153514j:plain
  • 陽気な国民性も加味してかすごい試技中も喧騒。
  • Scramblerの圧倒的実力不足、数的不足。

その他

全体を通してはすばらしい大会でした。
運営は経験上まだまだ伸びるとは思いますが、想像していたよりはるかに良い大会でした。
競技者は安いキューブを使われている方が多かったです。Qiyi香芝、Yuxin Little Magic等。
日本は経済的に優れているのではじめからプロ用って感じですけど、それでも速いタイムを出してきている選手も多かったので良いキューブを使えばもっと伸びるんだろうなぁという印象を受けました。
ただ気温が非常に暑く(常に汗だく)、食事が辛すぎるものが多いというのは非常に辛いです。
f:id:speedsolve:20180701220312j:plain
(※色がすでに赤くて辛そう…)

明日(ブログ執筆中は今日ですが)チュニスに移動します!